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書籍名 内側から見た富士通「成果主義」の崩壊 [amazon.co.jp で検索]
出版社名 光文社
著者名 城 繁幸
[001] 2004/09/15 19:43:19 山田博英
このての暴露本は通常品が悪いものですが、この本にはそれを感ずることなく、富士通というより日本の組織の構造的問題を描き出している感じがしました。僕は著者が提起している問題の原因はビジネスモデルにあると考えています。ビジネスモデル(それが何を意味するかはほっておくにして)が市場の流れにあっていないときに、その旧いモデルをもってことを観察すると、人事部にしても経営陣にしても今までのように売れる商品を出してこない従業員が悪いとせざるを得ない。そこで従業員の管理強化のために成果主義を導入する、そこが混乱の原因なのではないか。本来やるべきは、市場の流れが転換した結果、組織をその流れにあわせるためには何をせねばならないか、その結果が成果主義の導入というところに説得力を持っていなければならないのではないか。ところで富士通が他の企業と比べて特別に悪いといっていてよいのだろうか。富士通のような手を打っていないので、もしかしたら潜在的な問題が隠れたままになっていてゆで蛙状態になっていることはないだろうか。富士通は少なくとも問題があらわになった、ということはポジティブサイドとしてあるのではないか。


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