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書籍名 『スモール・イズ・ビューティフル』、『スモール イズ ビューティフル再論』 [amazon.co.jp で検索]
出版社名 講談社(講談社文庫730,1425)
著者名 E.F.シューマッハー
[001] 2004/11/29 16:02:07 三田 守久
 「スモール・イズ・ビューティフル」ということばは、まえの会社の発足当時(1960年代後半から1970年代初頭)のモットーだったので、さほど目新しくも感じず、これらの本を見つけたときにもそんなに食指をそそられるほどでもなかったのですが、数年まえに購入して、いまごろ読んでみたというわけです。

 「仏教経済学」などといわれても、われわれ東洋人(というか日本人)にはやや戸惑いますが、わたしにはE.F.シューマッハーの主張は全体に納得できます。われわれからするとそれほど不思議ではない(ことばである)「足るを知る」を経済に冠したといえばいいのでしょうか。かれらには馴染んでいないのかもしれませんが、、、。

 かれのいうところの「中間技術」というものがいかなるものであるかについては興味がありますが、明確な答は書いてないようです。個々の状況によって「中間技術」なるものの実体も変わってくる、ということからすれば一概に決められないのかもしれません。したがって書きようがないのでしょう。「中間技術」の研究団体もあるような感じですが、もはやそれは思想というより実践の世界の話になってしまいますかね。

 読みかたによっては。西洋的な高みからアジアの発展途上国を(下に)眺めているように感じる部分もありますが、しかし西欧文明に浸り切った連中のなかからの発想としては評価できるように思います。

 わたしがこの本を読んで改めて感じたのは、山田さんのこのSwimyでの主張と整合するのかどうかは別として、かれ(E.F.シューマッハー)のいうようなことは、まさにSwimy(という組織として)の実践そのもののことを指しているのではないかと思うことです。

 いろいろことを言っていますが、「・・・人間というものは、小さな、理解の届く集団の中でこそ人間でありうる。」(『スモール イズ ビューティフル再論』、79ページ)というのはかれの考えのベースになっている、と思います。Swimyはそういう集団なのではないでしょうか。

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