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書籍名 「儲け」の法則 [amazon.co.jp で検索]
出版社名 PHP研究所
著者名 唐津 一
[001] 2005/03/03 00:24:19 古木 良子
序章   本当の「儲け」を生み出す経営者たち
第一章 「儲け」とは付加価値のことである
第二章 付加価値は「販売力」をなければならない
第三章 オンリーワンの付加価値とは
第四章 オンリーワンには仕掛けが必要
第五章 ライバルとは競合他社のことではない
第六章 「儲け」には長期的視野が欠かせない
第七章 次世代の「儲け」を生だすもの

儲けとは付加価値のことである。
著者はこの付加価値を売り上げから仕入れの費用を引いたものに等しいといっていて、その差が大きいほど儲けは大きくなるといっている。当たり前のことだけど、単純でない。
著者は、「儲け」をなぜ、付加価値というのか?

当初、この付加価値の意味は違うのではないかと思いつつ読み始めた。付加価値とは、売り上げから仕入れの費用を引いたものだけなのかどうか。
読み終るとやっぱりちょっと違っていたように思える。

著者は最後によそがまねできない高い付加価値を持った場合に、「儲け」が最大になるとまとめている。付加価値はやはり単純に売り上げから仕入れの費用と引いたものだけではなかった。この本には、各社様々で、目に見える技術の様な付加価値、目に見えない付加価値、その付加価値の作り方、利用の仕方などいろいろな(成功)例を元に本書は構成されている。
しかし、各社それぞれの試みで、それも成功したところである。錯覚。いくら苦労したことであってもいまとなっては、簡単にできるように見える。世の中そうはいかない。

しかし、ひとつだけ、お気に入りのところ。

技術者はいろんなアイディアを出す。経営者はそれはあまりにも実現性に乏しいと排除しなければならない。できないことをいくら語っても経営できないからである。
アイディアで成功しているところは、今の業務の延長線上が多い。
それには、アイディアを考える人たちが経営者の目的意識と考え方の方向性を熟知していることが欠かせない。

実際、発展する企業では、開発の人間、生産現場の人間、販売の人間がすべて同じ方向を向いている。そしてそれは経営者と同じ方向である。ベクトルは同じ方向になったとき、その和が最大になる。

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