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書籍名 オープン・ナレッジ・プラットフォーム [amazon.co.jp で検索]
出版社名 日経BPクリエーティブ
著者名 斎藤淳一 村上勲
[001] 2005/04/06 23:53:08 古木 良子
企業活動の境界が流動化をはじめて、グローバリゼーション等により業界の秩序は崩壊してきた。企業活動は今後どう変貌するかを無形資産(知)の観点からまとめた本です。

産業構造変換の方向
今後の日本の産業は、基幹製造業中心型から知的財産業群中心型へ移行するとともに、従来の「ビジネス関係サービス業」を企業再編や新たな資源結合を支援し、さらには主導し得るような「ビジネス支援産業」にまで高度化することが必要と指摘している。
また、流通やサービスなどの周辺産業群は、各種コミュニティと密接に連携する「新コミュニティビジネス群」へと再編する必要があるとのべている。swimyの話題もその方向へ向いていますよね。

そこで、そうなることへの手段としてネットワークを活用した企業組織の外部にあるさまざまな機能、資産活用の拡大が焦点になる。そこで、無形資源連携の強化の手法(キャピタリズム、企業イノベーション)を提示している。

一部例の企業を紹介しながら、次章では、ナレッジマネージメントの重要性、知識移転の概要、ナレッジ連鎖モデルを紹介している。

ナレッジ連鎖モデルは、組織的知的創造プロセスを
個人からチームへ
チームから組織へ
組織から顧客へ
顧客から顧客コミュニティへ
顧客コミュニティから組織へ
経営環境から社員、経営者へ
の6つから構成している。

また、今後は、事業開発や製品開発などにおいて、企業間連携(各社に連鎖する顧客や関連コミュニティなどの外部環境も含み)を可能にするプラットフォームを構築し、そこでの連携を強化することで、自在に必要な知的資源を調達し、ビジネスを構築することができるオープン・ナレッジ・プラットフォームへ進化することが重要だと述べている。また、最終章でそのモデルの例を構築方法として述べている。

オープンソースビジネスやswimyの農村話題、SNSなどいろいろ思い当たることがあり興味ある本でした。

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