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書籍名 社会学を学ぶ [amazon.co.jp で検索]
出版社名 筑摩書房
著者名 内田隆三
[001] 2005/04/28 13:49:29 古木 良子
ルーマンの社会システム理論がむずかしかったので、まずは、社会学とは?というところから入るかと思い読み始めたがこれもまたむずかしかった。

社会学入門、マルクス、構造主義、フーコー、そして現在社会理論と順序よく書かれているが、一文、一文の意味まで調べていると時間がかかり過ぎる内容であった。

ざっと読んだところによると現在社会におけるシステム論的展望は、社会学が現在社会をある程度のまとまりでとらえるにはいい視点であり、そうした要請に親しんでいるからだそうで、ボードリヤールの分析では、営みや挙動に一定のシステム論的展望を与えている。拘束条件の働き方、生産様式のように歴史的なものである。
しかし、もう一つの理論系譜は、歴史的社会現象から出発するのではなく、システムの一般論から出発し、その具体的適用として現在社会を捉えるものである。ルーマンはこちらの試みといえる。

一般にシステムとは、ある種の「仕組み」(秩序)であると同時に、その仕組みによって維持され、相互に連関する「諸要素の一総体」のことをいう。システム論的に考えるとなんらかの仕方で関係しあう人間や人間の集まりについて記述し、分析できるようなものでなければならない。
「行為」という分析的な要素の連関として想定される。
「行為者」という実体的な要素でなく、「行為」という分析的な要素が単位となる。その局面(適応、目標達成、統合、潜在的な型の維持)に分節される。社会システム論はこの行為の意味連関を明らかにすることが基本的課題である。とのことです。
ルーマンは社会システムを「意味」をベースに形成されるコミュニケーションのシステムとして理解している。ここでは、社会システムは多様な選択可能性、「複雑性」の問題を抱えているが、「意味」とはこの複雑性を縮減し、処理する形式のことである。

こう見ても社会学とは?になにも答えはでそうになかったが、著者がいうには社会学とは、本質に問うことだとのことだ。それも「論理的」であり、「実証的」な志向性をもった「社会の知」である。とのことで納得するしかない。
[002] 2005/05/12 10:51:20 山田博英
>一般にシステムとは、ある種の「仕組み」(秩序)である
>と同時に、その仕組みによって維持され、相互に連関する
>「諸要素の一総体」のことをいう。システム論的に考える
>となんらかの仕方で関係しあう人間や人間の集まりについ
>て記述し、分析できるようなものでなければならない。

swimyは僕にとってこの部分の試みです。こういうのは構造主義というのでしょうか?

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