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書籍名 暗黙知の次元 [amazon.co.jp で検索]
出版社名 ちくま学芸文庫
著者名 マイケル・ポランニー 高橋勇夫訳
[001] 2004/11/23 13:42:24 山田博英
この本は実に変な本なのです。とても重要な本だと直感するのですが、何がどうしてそうなるのかよくわからない。何箇所にもある、あっそうか、と思うことが、ほんとにこの著者はそんなことを言っているのだろうかと、それがまたよく分からない。我々自身をまず形にはめること、そして次の次元へ突き進む創造力によってその形を壊すこと、そういうエネルギーを我々は持っているのだ、といっているようなのです。曰く「現行の理想は未知の真実に至るための一段階であり、真実が発見されたとき、その真実は自らを産み出した教えそのものに反するかもしれないということであるpp136」
 この本は身体と暗黙知、形式智、そして神性とを一気につなげてくれた、そんな感じです。

[002] 2005/05/20 13:06:58 古木 良子
山田さんに紹介を受けたので読んでみた。
25年も前に訳された本だからかもしれないが、字体からして難しい感じがした。読んでみて、内容も難しかった。
ポラニーの書いた「個人的知識」において展開されたいくつかのテーマをいっそう明晰に濃縮した書物ということであった。人間の知識は、語ることができるより多くのことを知ることができるという事実が何を意味しているかについて説明してある。
実際の例はなるほど。と思うものもあり、それが暗黙知であると思うことはできるが、それをまとめた言葉や定義は何度読んでも理解しがたい。
明晰というより、明晰になる前に、理解したいのにわからないともどかしい。どうも原本に忠実に訳した結果なのかもしれない、もっと簡単に意訳してくれるといいのかもしれない。

知識伝達の行為が語ることのできない知識を示している。しかし、それを伝達するには示そうとしていることの意味をつかもうと努力する知的協力が必要と言っている。

暗黙知はなにかの探りあいから生まれるのだろうか?

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