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書籍名 いかにプロジェクトを成功させるか [amazon.co.jp で検索]
出版社名 ダイアモンド社
著者名 HBR編集部
[001] 2005/06/14 21:54:54 松田修
最近のハーバードビジネスレビュー誌上に掲載された「プロジェクトマネジメント」に関わる論文を一冊の本にまとめたもの。
プロジェクトの迷走を止められない「悪い楽観主義」と集団思考(Group think)の怖さ、組織能力を高めるEQの強化、MITのエッピンガーの提唱した「情報の流れのマトリックス」が印象的。エッピンガーモデルは「どのような作業、仕事の情報が他の作業へ必要とされている情報を流しているか」の一覧性モデルであり活用しだいでは威力を発揮するのではないか。
因みに「良い楽観主義」は外向的視野であって自分だけの世界にこもらないことが特徴。「オープン」であることはどこの世界でも大事です。
また、大型プロジェクトに共通する失敗原因として空白リスク(抜け、もれ)と統合リスク(最後までばらばらのまま)が挙げられている。

ソフトウエア業界では草分け的な存在として有名な某氏から「大型のプロジェクトの成功率は1%程度、甘くみてもせいぜい5%か」という話を本日お聞きしたのでにわかにこの書評掲示板に書くことにした。
大型プロジェクトの90%以上が失敗に終わるとすると、その経済的損失は当然莫大。

原題はWhy Almost Projects Come to No Good、なので
上記の失敗確率の数値は日本だけではなさそう。
野中モデルつまり、メンバー相互間の知の共有と創造や暗黙知の形式知化については触れられていない。

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