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書籍名 人と人の「つながり」に投資する企業 [amazon.co.jp で検索]
出版社名 ダイヤモンド社
著者名 ドン・コーエン+ローレンス・ブルサック
[001] 2005/06/24 00:18:39 古木 良子
企業におけるソーシャル・キャピタルであり、人々の間の信頼に基づいた「つながり」、人々が協調的な行動を行う舞台である社交ネットワークやコミュニティについて、分析や傾向、成功したものなどを書いている。

1章は、豊かな企業ということで、ソーシャルキャピタルによって、自分のプライベートな目的達成を気にかける個人の集合ではなく、それを超えた組織や協力グループが生まれ成功した例をいくつかあげている。

それは、組織の性質であったり、場を提供することで成り立ったりするとのことだ。
ここで重要なので、IQ(知能指数)よりもお互いの間につながりをつくる能力である(ネット指数)NQの方であると提唱している人もいる。

その後、組織における信頼とは何か、会社内におけるネットワークやコミュニティはなにか、この「つながり」のための空間、時間、会話やストリーテリングはどう作用しているかを述べている。

終わりの方で仮想性(バーチャル)での課題等を挙げている。訳本の発行は2003年7月であるが、著者が書いたのは2000年春ということで、現在ある、blogやSNSを連想させることにはかなり悲観的にかかれている。
バーチャルでは豊かさの幅広さ、ニュアンスが失われてしまうという理由で「そこにいる」という存在が得られないといっている。また、今でも問題になっている、規範と信頼の欠落についても述べている。

blog やSNSは企業でなく、個人でのコミュニティ形成であるが、今後はこれに加え、さまざまな新しいテクノロジーでバーチャルでも会った人とと同じくらいのつながりが形成されるかは楽しみである。

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