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書籍名 模倣と創造の空間史 [amazon.co.jp で検索]
出版社名 彰国社
著者名 初田 亨
[001] 2005/07/03 12:26:46 古木 良子
建築はソフトウェアに似ているとよく言われる。
以前からだが、建築には興味があり、このごろ回りの影響で触れる機会が多いので、日本の建築が西洋を模倣し、そこから新たな創造性を加えた日本建築に行くつくまでの過程がソフトウェアになにかいい真似るところはないかと思い読んでみた。


内容は、西洋の建築の変遷ということで、エジプトのピラミッドから始まり、古代ギリシャ、古代ローマ、中世の教会建築、ルネサンス、バロック。
そして、近代。ここでは、ルネサンスやギリシャ様式の復活など、一度、模倣して応用する規範としての体系化を行っている。19世紀からのアール・ヌーヴォー、産業の発達による変貌。

最後にモダニズム建築。そしてモダニズムを超えるためのポストモダニズム建築への移行。

モダニズムの建築を乗り越えようとするとき、その求める回答がモダニズムを修正するだけで終わるものではない。モダニズムの建築とは異なった価値観をもつ建築や都市が求めれるとある。

そして、

模倣の時代を終えて建築の創造を考えはじめたとき、建築家たちは、自分たちの歩んできた道を、そして自分自身のたっている地点や場所を考えざるを得なかった。

というように、今の地点や場所をもう一度考える必要があるのかもしれない。そして今の地点や場所を変換するのであれば、いまとは異なった価値観や考え方が大きく変わらないといけないのかもしれない。

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