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書籍名 オニババ化する女たち [amazon.co.jp で検索]
出版社名 光文社新書
著者名 三砂 ちづる
[001] 2005/07/21 07:07:31 古木 良子
帯にとにかく抱腹絶倒の目ウロコ本である。。。
とあった。著者は、リプロダクティブヘルス(女性の保健)を中心とする疫学が専門のようだ。

日本の昔話には、よくオニババや山姥がでてきます。
あれは、社会の中で適切な役割を与えられない独身の更年期女性が、山に篭るしかなくなり、オニババとなり、ときおり、「エネルギー」の行き場を求めて、若い男を襲うしかないという話だと言っている。なんと失礼な話だ。

といったあとに、
戦後の暮らしで、経済的にはすこしづづ恵まれ、理不尽なことも少しづつ減る方向にあったはずの女の人生で、何か根本的に満たされていないと感じ、どうやら、今の60歳代、70歳代の日本の女性あたりから、性と生殖、女性の身体性への軽視が始まり、その子の世代の30代、40代そして20代と、からだの軽視は進み、このままでは、「総オニババ化」するのではないかと思われるといっている。

この本は、女性の身体を性や思春期、月経、出産という重要なものについてかなり変わった視点から取り上げており、女性の身体の不思議を感じされられる本でした。
時折、結婚、出産に対し押し付けるような表現はあるものの、次の世代に継いでいくものは再度考え直さなければならないことを認識させらる。

ここでいう女だけの継ぐものだけでなく、たぶん、男の世界にもそういうものがあるのでしょう。何事もいいものは継ぐことなのでしょうが、それを知っていないこと、
理解できてないことが今の情報過多の中、(情報過多だからこそかもしれませんが、)
まだまだ存在するということがわかった本であった。
そういった意味で、少々、目からウロコかもしれません。


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