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書籍名 パラダイムの魔力 [amazon.co.jp で検索]
出版社名 日経BP出版センター
著者名 ジョエル・パーカー
[001] 2005/04/22 14:50:30 山田博英
この本は大分以前に一度読んだのだが、そのときに僕の持っていたパラダイムの概念は、アルビントフラーなんかがいうパラダイム・シフトで、大変大事に繋がったものでした。そんなこともあってか、その時にはこの本は余り印象に残りませんでした。

最近になって、パラダイムは人間の持つ機能(Capability) の一つだとエンゲルバートが行っていることに気付き、この本をもう一度読んでみると、なるほどパラダイムとは僕等の日常の話で、確かに知的機能の一つだな、と繋がったしだいです。つまりABCモデル;
http://home.m04.itscom.net/hhomey/engelbart2.html
のCを取り巻く思考環境の事と思えばよいのでした。

ー引用;
「見れば、信じる」という言葉をよく耳にする。この本をここまで読んできた方なら、その反対であることに気がつかれただあろう。「信じれば、見える」というほうが本当なのだ。
ー引用終;

現代は我々の持っている「思考の枠組」を転換せねばならなくなっていると思う。その時上の引用はとても正しいと思う。コロラリーとして、変なパラダイムを知らず知らずに持っていると、見えるものも見えない。
[002] 2005/07/28 23:54:14 古木 良子
まずが3つのキーワード。

先見性、イノベーション、卓越。
この本はこのキーワードのうち先見性とイノベーションをテーマにした本とのことです。

パラダイムとは何かからパラダイム効果の実例や1990年代のパラダイムシフトと言われるものなどを例をあげ述べている。

全体的にパラダイムを流行に置き換えてもいけると思えてならなかった。社会現象と引き起こすような大きなうねりみたいなものとはちょっと違うようだ。
特に興味深かったのは、誰がパラダイムを変えるのか。という章で、その例として4カテゴリあげている。
1.研修を終えたばかりの新人
2.違う分野からきた経験豊富な人
3.一匹狼
4.よろずいじくり回し屋

すばらしいアイディアがひらめくとき、それは仕事の初日であり、その次にそのすばらしいアイディアがひらめくとき、それは会社を辞める日である。

「初心忘るべからず」ということだろうが、マンネリや今までやったことがない、前例にない、そういう縛りにパラダイムのシフトは生まれない。
もちろん、一つの概念に縛られても次の新しい発想は生まない。環境だけでなく、頭の中にも新風を吹き込む必要があるのかもしれない。

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