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書籍名 座りませんか。 [amazon.co.jp で検索]
出版社名 PHP研究所
著者名 板橋 興宗
[001] 2005/12/08 13:11:11 古木 良子
元曹洞宗官長の本。禅の本です。この書評にはないのですが、以前、「禅的生活」という本を読んだことがあります。
これによくにた禅の本だが、結構、わかりやすいものだった。座禅まではできないが、実践したい内容も多いと思う。

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花を見ようと思う前に、見えている。笑おうと思う前に、笑っている。ああ、美味しいと叫ぶ前に身体が直に美味しく感じています。私たちの身体は、精神作用も含めた、いわば生命反応体です。このすばらしい生命反応体の活動をもう一人の自分がみている。そしていいとか悪いとか決めている。これこそが迷いの正体です。
自分のやっていることをもう一人の自分がみていてブレーキをかけようとする。でも、正しいブレーキをかけることができず、うまくいかなくなり迷いが生じる。正しいブレーキをかける修行が禅の道です。
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どこかにもう一人の自分がいて、いつもこのことはいいとか悪いとか葛藤している、天使と悪魔、ジキルとハイドのように。そしてこの決断は、その時の環境もまた大いに影響してはいないだろうか。それとも環境などに左右されないように禅で修行するのだろうか? 
どちらか勝つのか冷静に分析するようにしたいものだ。


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考えれば考えるほど、追い詰められていく。そして考える気力もなくなるほど、身体が問題(公)とひとつになってくる。そのとき人間としての「常識」が破れて、「ただの人」になる。生まれながらの「うぶな人」になる。
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これは、禅問答の禅の公案の修行のこと。ここまで、物事を考え抜いたことはないが、究極に追い込む。そして悟れるのかもしれません。そこまでの境地に到底なれませんね。


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極楽浄土は、まさに私たちの「いのち」の活動そのものであったことに気づくことが肝腎です。
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大自然の中に生かされて生きていることのありがたさをしるということです。それに気づかずにもっと彼方に「しあわせ」の場を求めようとする愚かさを身をもって知る。その大切さに気づきなさいというもの。

もう12月です。以上のようなことを肝に銘じて来年を迎えることする本としてはいい時期だったかと思います。

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