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書籍名 複雑さを生きる -柔らかな制御 [amazon.co.jp で検索]
出版社名 岩波書店
著者名 安冨 歩
[001] 2006/05/14 11:59:06 山田博英
ルーマンは社会システムは「人」を要素としているのではなく、人が発する「コミュニケーション」を要素としてできると考えるのが良い、といっている。僕はその見方に賛成なのだが、それじゃ人はどうなるのだ、というのが問題になる。その時「人」の頭の中はどのように構成されていると見ればよいのか、その「人」の集まりであるコミュニティーは一体どのように作られている、つくられてゆく、のかそこが今の関心事となっています。そこではエンゲルバートのABCモデルが僕には中心的に存在していたのですが、その周辺としてベイトソンのダブルバインドの話とか、マイケル・ポランニーの暗黙知の話とか、最近ではスモールワールドとかロングテールの話とかちらちらしていました。そんなときにswimyの会員でもある谷島カンタさんがこの本を読んでみたら、といわれたのです。この本は上で言ったようなことを要素として、それ全体を見渡す視点でつなげてくれていて、言ってみれば僕の座していた視点の上のレベルでの視点でつないでくれた感じがします。この本で僕にとってははっきりしたり新しかった概念として;
・ハラスメント
・ハラスメントを起こさないための学習過程
・両すくみ解消のための制度や習慣
・コンテクストの戦い
・決定論的カオスの不安定性
・階層的カオス
等々いろいろあります。

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