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書籍名 『ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人』(技評SE新書) [amazon.co.jp で検索]
出版社名 (株)技術評論社
著者名 荒井玲子
[001] 2006/05/19 14:40:24 三田 守久
 書店でふっと見かけたので買ってしまった。自分のずーっと昔の姿があるのかもしれないなあ、などと思いながらページを繰ってみた。
 ページは少ないし、行間もいっぱい空いてるし、ですぐに読み終わってしまった。
 タイトルに「ソフトウェア」がはいっているが、べつにこのとばがあろうがなかろうが、言っていることはどういう場面でも通用する話だと思う。つまり『伸びる人、伸びない人』というタイトルでも一向に差し支えない。「ソフトウェア」をつけたほうが売れると考えたのだろうか。なにしろ技術評論社だからなあ。

 結局、「システムの開発」を手がける、ということはやるべきことがなんであるかはっきりさせることができ、それを的確に表現することができ、さらに開発を進めるにあたって適切にコミュニケーションをはかる必要がある、ということなのであろう。「システムの開発」をほかのしごとのためのことばに置き換えてもじゅうぶん通用するのはまず間違いない。

 文中のオブジェクト指向はまったく関係ない。

 そのような意味では、ソフトウェア技術者に求められるスキルも、もはや一般的にしごとをこなすスキルと同列にあつかっていいのだろうなあ。

 しかし、「あれが必要」、「これが必要」といろいろな「必要なスキル」が指摘されているが、この本を読んで理解するためには、まさに指摘されている「スキル」が必要なので、スキルの足りないひとには理解不能だろう。結局、指摘されている「スキル」を備えているひとだけがこの本を理解できる。なんとも皮肉なことだなあ。

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