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書籍名 相対主義の極北 [amazon.co.jp で検索]
出版社名 春秋社
著者名 入不二基義
[001] 2008/04/28 05:39:29 山田博英
 この本が何を問題にしているのか、相対主義とは何なのか、著者の真意は全く僕の理解を超えている。しかしながら、みんなに嫌われながら考えている、ABCフレームとか2極モデルに照らしてこの本を勝手に解釈すると、実によくフィットしてくる。ABCフレームや2極価値観を統治するための「価値観」は何をよりどころとするのか、そこにはどうしても神というかDivinity というか、僕らを超えた何か絶対なものが必要になるのだが、そこのところを著者は「極北」といって、その構造を(僕にはとても理解できない)精緻さで考えられていると思われる。結論として相対主義と実在論は極限において一致するという事らしい(この最後の部分は大変面白そうなのだが難しいので今のところは飛ばすしかなかった)。一方、茂木健一郎氏の「思考の補助線」ではこの極北の問題を理屈で解析せずに「世界全体を引き受ける感性」として説明していると思われる。ABCや2極の問題を具体的に展開するときには茂木さんくらいでとめておく方が直感にあって実用的なのだが、そこを哲学的につめてくれているのがこの本である、と勝手に理解した。どなたか読んで解説してもらえるとうれしい。ところがこの本は絶版になっていて古本でしかないのが残念。

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