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書籍名 知恵の樹 [amazon.co.jp で検索]
出版社名 ちくま学芸文庫
著者名 ウンベルト・マトゥラーナ、フランシスコ・バレーラ
[001] 2010/07/30 10:33:32 山田博英
三田さんに言われてからもう何年もルーマンの社会システム論を眺めているのだけれど、とにかく何を言っているのかよくわからない。僕として一つ確信している、というか確信したいのは「人」がシステムに入っているとシステムのコントロールをうけてロボット化するので、システムから外に出して自由に感性の赴くままに生きれるようにしよう、ということなのだが、ここを誰もはっきり言ってくれない。そんな時に親切な人もいるものだが、アメリカかどこかの大学の先生らしい人がルーマンは全体が分かってからでないと部分で言っていることがわからない、しかし知らない人は部分から入るしかない、そこがむつかしい、だからまずその基本となっている本を読むのが良い、と言ってくれた本のうちの一つです。
これは、人間の意識がただ単に頭で出来上がっているのではなく、体全体、そこを取りまとめている神経系のシステムと意識がシステムとしてぐるとなっていろいろ判断しているのだ、という僕にとっては誠に適切なものが適切なときに出てきてくれた本です。何回もすみませんが、そしてこれは出続けると思いますがこの本は;
http://www.abccommunity.org/world-now-is-connected.html#Nature
この図のためにかいてくれた、そんな感じです。最後に本から;
「人間のすべての行為は、言語の中で起きる。言語におけるすべての行為は、人が共=存在するという行為の中で他の人々とともに作り出すひとつの世界を、生起させる。<人間的なもの・こと>とは、この共=存在によって生みだされるものだ。こうして、人間のすべての行為は、ひとつの倫理的な意味をおびる。なぜならばそれは、つねに、<人間の世界>を構築する行為にほかならないからだ。人と人とのこの結びあいは、けっきょく、他の人々の現存の正当性についての考察としての、あらゆる倫理にとって、その基礎にあたるのだ。」

ぜひお読みいただければ幸いです。


[002] 2010/09/17 15:29:32 かせ沢孝之
 一読しましたが、理解力不足で、もう少し読みこまないと深い理解に至りません。再度チャレンジいたします。

 脳の神経細胞や細胞の活動に関する部分は、理解できたと思うのですが、ウィルスに関する部分がなかったので、網羅性の点でやや消化不良感が残りました。

 言語については、意味論を調べて繋がりを探してみたいと思います。

 発達心理学の研究事例では、ネグレクトにより、言語をもたないまま12〜13歳で救出された事例がありました。右脳が通常の児童より大きく、ゲシュタルト療法で使用する心理テストでは、通常の児童より非常に良い成績だったそうです。

 言語を否定しているのではありません。言語と言語によって生起する、論理や感情との関係性について着目したいという意味です。その点に着目しながら再読したいと思います。

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