Swimy について知るために
Swimy プロジェクトの目的
—— 何のための情報化か ——
組識とか社会は皆が共通の目的を持った時効率良くまとまる。日本は戦後製造輸出立国を共通目的として国を建て直してゆくという国家ビジョンをもって奇跡的な経済発展を遂げてきた。その裏には東西冷戦構造のなかでの米国からの支援、そして世界市場における工業製品需要に対する供給能力の不足という追い風があり、そんななかで日本から輸出される良質な製品は世界の人々に喜ばれ、その社会付加価値によって、1980年代、日本企業の経営システムは高く評価されていたが、その裏では工業製品の世界的な供給過剰も進んでおり、それがトレード摩擦となって政治的な問題となっていた。
そんな時に冷戦構造の崩壊と、インターネット・インフラを前提にした水平連携ビジネスモデルがアメリカの情報産業を基点に本格的に発生し、今や世界がこの新しいビジネスモデルに対応すべく社会の再編を始め出している。この新しい世界は今までの垂直統合型の社会構造とは違った分散型の社会と考えられるが、いまだその像ははっきりしたものではない。しかしながら企業の経営の仕方、産業の構造、国家やコミュニティーのもつ目的、個人に期待される能力等々は今までのものとは全く違うものになると考えられる。
swimyではそのような新たなる社会は個人を軸に据えた社会で、その延長として小さな組識や地方の地域性を大事にする社会となると考え、それがどのような価値観を持った社会で、情報産業がそれにどのように対応してゆかねばならないかをネットワーク上で考えの交換を行い、そこから自分の考えを補強して行くことを目的とする。